初回の1on1の質問

monotalk

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス に初回の1on1で確認すべきことの記載があった。 興味深い内容だったのでまとめておく。
書籍に記載されている質問
- 褒められる場合、人前が良いか、1対1が良いか?
- 重要なフィードバックの伝え方は、どのようなフィードバックの仕方が良いか? (書籍や、口頭)
- このチームで仕事をしようと決めた理由は何か? (希望、意欲、期待等を聞かせてもらう)
- 不機嫌な時、悩んだ時、苛立ったりしている時は、傍から見てどんな感じか?
- 耐え難いと思う上司の振る舞いはあるか?
- キャリアアップの明確な目標はあるか?
- このチームに来てから、何か私に言っておきたいことはあるか?
初対面の人間に対しても、行き届いた管理が行えるように短期間で、良好な関係を築くためにこのような質問を行う。
Questions for our first 1:1 | Lara Hogan の質問の内容
書籍には参考になるブログ記事としてララホーガンのブログ記事が記載されている。
ブログにはFirst 1:1 QuestionsというGoogleドキュメントへのリンクが記載されている。
ドキュメントに記載されている質問の意訳を記載する。
質問は以下のカテゴリに分かれている。
不機嫌(気分がのらない)時の質問
- あなたは何がきっかけで不機嫌になりますか?
- あなたが不機嫌なときは私はどうすればそれがわかりますか?
- あなたが不機嫌なときには私はどうすればいいですか?
フィードバックと表彰についての質問
- どのような媒体(Slack、Eメール、対面など)でフィードバックを受け取りたいですか?
- フィードバックを聞くタイミングはいつが良いですか(1対1で定期的に行う、それともその都度が良いですか)?
- 公的または個人的に、どのように承認(仕事での評価)を受け取りたいですか?
目標とサポート
- 何があなたにとって1on1をもっとも価値があるものにしますか?
- 今年の目標、そして、次の3か月間の目標は何ですか?
- 上司からはどんなサポートが必要ですか?
- チームメイトからはどんなサポートが必要ですか?
- チーム外からはどんなサポートが必要ですか?
長い質問
- 人間の学習と成長には、新しい課題、少ないエゴ、反省とブレインストーミングを行う場面、タイムリーで明確なフィードバックの4つが適切な量で必要です。 これら4つのバランスは取れていますか? 多かれ少なかれ必要なものはありますか?
もっとも重要な質問
- 自分へのご褒美をするとしたら、あなたは何をしますか?
なぜこの質問をする理由は、Questions for our first 1:1 | Lara Hogan に書かれているので気になる場合は、 原文を読むのが良いと思う。